3月16日の武豊騎手騎乗馬
去る3月15日に武豊騎手が50歳の誕生日を迎えた。とても50歳には見えないほど若々しく、騎乗技術も衰えを見せていない。来週には高松宮記念でGI連勝を狙い、その翌週にはドバイ遠征を控えている。アクティブに世界を飛び回る豊騎手の様子はファンとして嬉しいものだ。
さて、明日3月16日土曜日は中京競馬場でファルコンs、中山競馬場でフラワーcと2つの重賞が行われる。武豊騎手は阪神競馬場で6鞍に騎乗する。阪神のメインレースは皐月賞トライアルの若葉s。クラシックがいよいよ目前まで迫っている。
では武豊騎手の明日の騎乗予定馬だ。
1R:レディマドンナ 牝3 角居勝彦厩舎 3歳未勝利 ダ1800m 評価 B
初出走の3歳牝馬。豊騎手は調教にも乗っており、感触は掴んでいるはず。
先週のスペースクラフトのように、既走馬を軽くひとひねりしてほしいところだ。
5R:トーセンスカイ 牡3 藤原英昭厩舎 3歳未勝利 芝2000m 評価 A+
トーセンラーの初年度産駒で島川オーナー、藤原厩舎で鞍上には武豊騎手。
トーセンラーと全く同じである。
トーセンスカイは日曜の阪神大賞典に出走するステイインシアトルの弟にあたる血統で、相性もよさそう。
前走勝ち馬とは0.1秒差の2着でその相手は評判馬のサトノソロモン。
前走は幼いところを見せていたが、2戦目のここは勝利をを期待したい。
6R:メイショウオニテ 牡3 石橋守厩舎 3歳500万円以下 芝1200m 評価 B
初コンビとなるメイショウオニテ。現級は3着があり、クラスのめどはたっている。
相手関係にも恵まれたので、上手く先行して粘りこみたい。
石橋厩舎のメイショウさんの馬で是非とも勝利を飾りたい。
10R:ヒロシゲゴールド 牡4 北出成人厩舎 なにわs ダ1200m 評価 A
これまた初コンビのヒロシゲゴールド。逃げて2連勝。いずれもぶっちぎっている。
大外枠からのスタートもこの舞台なら何も問題なかろう。
前走までコンビを組んでいた松田大作騎手が中京競馬場での騎乗となり、この馬の鞍上が空いた。そこにすっと入れるあたり、新エージェントの力は大きいだろう。
最近では逃げの名手ともいわれている豊騎手に合いそうな馬で、圧勝を見てみたい。
11R:ワールドプレミア 牡3 友道康夫厩舎 若葉s 芝2000m 評価 A
新馬から手綱を執り続けている豊騎手。3戦2勝で初めての阪神競馬場。
相手筆頭はヴェロックスであろう。前走若駒s1着からの参戦となる同馬。川田騎手と中内田調教師のコンビは今熱い。
クラシックへ向けて、なんとしても賞金加算をしたいところ。豊騎手も期待大だ。
12R:スワーヴアラミス 牡4 須貝尚介厩舎 4歳以上1000万円以下 ダ2000m 評価 A
前走初めて手綱を執ったスワーズアラミス。直線に向くまで終始手ごたえが悪く、直線に向いても反応も良くなかったが、坂を上り始めるとぐんぐん加速し、2着まで食い込んだ。
先週のレースに出走予定だったそうだが、騎手の都合に合わせ、スライドしたらしい。
その心意気に応え、前走の雪辱を果たしたい。
明日はまずワールドプレミアである。今後のクラシックのパートナー選びも含め、ただ単に皐月賞トライアルとしても楽しみである。
良い馬が揃っているので、複数勝利を期待したい。